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問題提起作品とは?
講談社「デザート」に掲載された問題提起作品は、普通の単なる恋愛ものの少女漫画とは異なり、ひとつの作品に何らかのテーマがあり、身近な問題や社会現象となっている問題が提起されています。(もちろん少女漫画にお約束の恋愛もあります)また、一貫したテーマがあるため、読む側としては読みやすい作品ばかりです。(作品によっては衝撃的なシーンもありますが)今の女子高校生の日常に起こる問題をとりあげているというところでしょうか。
最近の少女漫画の中には、いったい何がテーマなのかよくわからないものがあったり、ただHシーンだけが売りのような作品もあります。そういう中では問題提起作品は異色の作品だと思います。それでも、身近な題材が多いからか、多くの読者に支持されています。
中には「あやまち」のように、読者の体験にもとづいている作品もあります。「私も同じような経験をした」ということが、読者を引きつけているのかもしれません。
普通の恋愛ものからするとつまらないと思われるかもしれませんが、どのストーリーもフィクションでありながらリアルな感じが伝わってきます。また、作者自身、文献などをよく調べて描かれており、勉強になる面もあります。
どの作品も、読んだ後、本当に考えさせられます。もっと多くの方に読んでいただきたいですね。
第25回講談社漫画賞(2001年:2000年4月1日から2001年3月31日までに発表された漫画が対象)の選考において、ももち麗子先生の「問題提起シリーズ」が少女漫画部門の候補作(全部で5つあり)になりました。惜しくも受賞はなりませんでしたが(ちなみに、その年選ばれたのは高屋奈月先生の「フルーツバスケット」です)、評価が高かった証拠と言えるでしょう。
ちなみにわたしが問題提起作品を読み始めたきっかけは、タイトルがひらがな3文字に統一されていることに興味を持ち、いったい漫画の内容はどうなんだろうと思ったことでした。
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